※本日作成している切り絵はあくまで技術の向上と息抜きを目的とした、趣味の範囲で作成している二次創作作品です。販売目的ではありませんので二次創作に関する依頼はお受け致しかねますのでご了承ください。

皆さんこんにちは。E.C.&Life(イーシーアンドライフ)ハンドメイド作家のみぃです。

本日は趣味で作成を始めたポケモンの切り絵を少しですが紹介したいと思います。

前述したようにこちらは趣味の範囲で、主に技術の向上を目的として作成したものですのでご了承ください。

今回は、せっかくなので白い画用紙に水彩で着色を試みていきたいと思い画用紙に水張りから始めました。初挑戦です！

水張りの目的と仕方

水張りとはなんじゃろなという方の為に、簡単に説明させていただきます。

水張り (みずばり) とは、水彩画など、水を溶媒とする絵を描くときに紙に歪みが生じにくいよう、一旦水に塗らした紙をパネルに張り付けるという手法である。紙が水に濡れると繊維の間に水が入って伸び、ふたたび乾くと元に戻るという性質を利用している。たとえばスケッチブックなどに水彩画を描くと、生じた紙の凹凸が完成後の絵にも残って不恰好な形となってしまう。しかし水張りした紙を利用すれば、彩色中に紙が波打って変形しても、乾かせば元に戻り、水張りしたパネルからはがせば凹凸のない面となるわけである。

紙が波打ち易い水彩画以外でも、鉛筆画・ペン画などの用紙に用いることがあり、この場合はおもに描画面の安定などを目的としている。

Wikipediaより引用

今回は切り絵に水彩で色付けするので歪みは大敵。しかし、パネルに張り付けるのが本来の水張りの手法です。今回は水張りをした画用紙を後から切り絵するのでその手法では行いません。

実際に行って成功しましたので紹介したいと思います。ただし、全ての紙で成功するのを確認したわけではありません。今回は厚口の画用紙を使用していますので、厚さによっては最終的に歪んでしまう可能性があります。

先ず、切り絵したい下絵よりも必ず大きい紙を使用します。四方をマスキングテープで固定するため、最低でも固定する分は大きい画用紙を用意しましょう。

画用紙の用意が出来ましたら平たい板(木の板やカッティングマットでもok)を用意し、その上に画用紙を置きます。

刷毛、もしくは大き目の平筆(正直大き目の筆ならなんでもよしです。)と水を用意します。まだ画用紙は固定しないでください。

画用紙全体に筆で水を含ませていきます。

私はカッティングマットを使用しています。(表はレジン作業で使用して結構汚れているのであえて裏面を使用しています(^-^;)

筆を使わず水に直接突っ込んで水張りする方もいるくらいなのでとにかくたっぷり含ませます。裏返して裏からもお水をあげてください。

この時、紙と板との間に空気が入らないようにしましょう。

タイマーを使用し、5分放置します。

その後、もう一度水を両面に塗ります。空気やしわが出ないように紙を水で張り付けるように塗りましょう。

3分放置します。

完全に乾く前に紙を固定していきます。

四方をしっかりマスキングテープで固定します。2重～３重で固定するのがおすすめです。１重のマスキングテープだと負けて浮いてきます。頻繁に水張りを行う方は専用の水張りテープを購入した方がいいかもです。

ここまで出来たら完全に乾燥させます。

私は今回フシギダネ族を切り絵しようと考えていたのでここに薄い緑で軽く色付けを行いました。

完全に乾燥したのを確認してからマスキングテープを剝がします。

これで水張りの作業は終了です。

フシギダネの切り絵

いよいよフシギダネの切り絵に入っていきます。下絵は既に描いて用意しておりました。

身体の模様や目を本体と離さない様に下絵を描いてあります。フシギダネはクローバーとつるで描いたのでほぼほぼ緑ですね。

切り絵の切り方はこちらのブログ記事を参考にどうぞ

初めてでも簡単！切り絵の切り方

こちらが切った後のフシギダネになります。見にくくてすみません(^-^;

今回、いつも切っている画用紙より少し厚かったのかちょっと切りにくくて苦戦しました。(いつもは色画用紙を使用しています。)

さて、ここから更に色塗りを行いますが思いっきり失敗しまして……。目と口の周りになにを思ったのか安直に赤を塗ってしまい変になりました(´;ω;｀)

裏側で見ればまだましだったので裏側で失礼します。

とりあえず、水張りの実験としては成功でした。色を塗った後も目立った歪みは確認されませんでした。

このフシギダネは反省を次に生かし、目と口の周りの色付けには気を付けたいと思います。(´・ω・｀)

尚影は綺麗です()

フシギソウの切り絵

フシギソウの切り絵も切れましたのでお納めください。

色塗りは上手くいったら載せたいと思います(^-^;

本日は以上です！

ここまでご閲覧ありがとうございました。E.C.&Life(イーシーアンドライフ)作家のみぃでした。