皆さん切り絵というと、部屋に飾ったりするアートであるという認識があるかと思います。はっきりとした陰影やレースのような細かさに感嘆の息を吐く方も多いでしょう。
しかし当然ながら、そんな繊細な切り絵を家に飾っているという方は少ないと思います。大きくて細かい切り絵程、完成させるのに長い時間がかかります。しっかりした作家さんの作品ならお値段も相当なものです。
そんな切り絵達を、手を出せるようなお値段で身に着けて欲しい!E.C.&Life(イーシーアンドライフ)はそんな想いを持って作品作りに勤しんでいます。
実際切り絵のアクセサリーってどうなの?って思いますよね。耐久性、普段着との合わせやすさ。素材から来る安っぽさがないのか等、お答えしていきたいと思います。
切り絵アクセサリーの耐久性について。
先ず、耐久性について。切り絵レジンアクセサリーの耐久性はコートしたレジンで決まります。切り絵の紙部分のみをレジンコートした作品と、完全にレジンに埋め込んだ作品では耐久性が全然違います。
レジンは樹脂です。硬いプラスチックって、力の強い人でない限り素手で簡単には破壊出来ませんよね?切り絵も多めのレジンで完全に覆ってしまえば、簡単には壊れないくらいの強度になるんです!
また、紙素材にとって天敵の水も、ふやけたり破けたりといったことがなくなります。ただしレジンは湿気で劣化するのでなるべく早く拭いてくださいね。
もし切り絵でなくてもレジンで出来たアクセサリーを持っている方がいましたら、ある程度頑丈であるということがわかって頂けたんじゃないかなと思います。
切り絵アクセサリーってどんな服装と合うの?
では、切り絵アクセサリーはどんな風に着こなせばいいのでしょうか?意外に思われるかもしれませんが、意外と色々な服装とマッチすると私は思っています。
2021年1月現在これまで三人の方が私の目の前で購入し、その場で試着してくれました。作品に合わせた服装だったわけではないのに、いずれのお客様もとてもお似合いになっていました。感動を覚える程に。
そもそも私は、ただ切り絵を作ってアクセサリーに仕立てているわけではなく、切り絵を魅せる枠として使用してレジン作品にすることが多いのです。
これはE.C.&Life(イーシーアンドライフ)の特色であり、他にはない切り絵レジン作品を生み出す要素なのです。
ただこのままでは質問に答えたとは言えませんので、強いて言うならでお答えしたいと思います。
切り絵のはっきりした線と、レジンの透明感。光に当たった時の輝き。それらのイメージから綺麗めカジュアルな服装と特にマッチするんじゃないかと思います。
多少作品にもよりますが、例えば全体のバランスを見てベージュのロングコート等と合わせるのがおすすめです。
切り絵って要は紙だけど安っぽくないの?
使っている紙はどこにでもあるような画用紙、ともなれば気になるのが紙の質感による見た目。
画用紙は確かに、100均にも売っている手頃な紙です。単色の物であれば和紙も100均で手に入りますが、何色かが一枚ずつのセットになって販売されています。
画用紙で出来た切り絵の質感はレジンで覆うことで少し変わります。少し厚みのある画用紙ですが、レジンが染み込むと色にはよりますが僅かに透けるようになるのです。この変化が、紙を安っぽく見せない為に重要な役割をしてくれます。
そんな切り絵とレジンの透明感をバランス良く配置すると、切り絵とレジンだけでも安っぽくない綺麗な作品が出来上がります。
紙で全て色付けまで行った作品については、切り絵本体が安っぽいと高見えしづらいかもしれません。そこは作家の腕次第でもあります。
そもそも主な素材が紙だからと言って必ず安っぽい等ということはありません。切り絵は繊細なアートであり、細かく綺麗な模様は材料の質によって安く見えるということはないはずです。より細かく時間がかかりそうなものほど、その傾向は強くなるでしょう。
例えば目の前に、今にもちぎれてしまいそうなくらい細い線がいくつも存在する切り絵があったら。大体の人が触るのを躊躇するでしょう。そして安っぽいと感じるものに触るのを躊躇する方はいないかと思います。
例え切り絵をレジンで覆っただけのシンプルな作品でも、切り絵の出来によって感じ方は変わるのです。作品の写真を見て、安っぽくはないと感じたら。それを信じて大丈夫でしょう。一度是非、切り絵レジンアクセサリーを手に取っていただきたいです。