ハンドメイド作家という仕事について
こんにちは。ハンドメイド作家のみぃです。
この間、久しぶりに新規のお客様からの注文がありました。無事にお届け出来、作品を気に入って頂けたようで一安心しています(^^)
そんな折、Twitterで見かけた一つのツイートがきっかけでハンドメイド作家の仕事について自分なりに思うことがありましたのでブログに書いていきたいと思います。
ハンドメイド作家ってどんな仕事?
自分の好きなことを仕事にしてる、ハンドメイド作家。しかし好きなことでも、仕事である限りつらいことはたくさんあります。
ハンドメイド作家の仕事は作るだけでは終われません。作品の写真を撮り、魅力が伝わる作品説明文を書き。値段を決めないといけません。
作家さんの中には作るのが好きすぎて写真を撮って販売開始するまでいろんな作品を幾つも作ってためてしまう方もいるくらいです。
作品のタイトル決めが苦手な作家さん(私もあまり得意ではありません(^-^;)作品説明文が苦手な作家さん(これも以下略)はこれらの作業が苦手であることもあり、作品がなかなか売れず苦しい思いをしてしまうのです……。
最近ではテレビでハンドメイド作家のことを取り上げられることが増え、作家さんがどんどん増えていることも素敵な作家さんが埋まってしまい、売れない原因になっています。
かくいう私もテレビでハンドメイド作家さんの仕事を見たのが最初のきっかけではあります……。
テレビでよく取り上げられているハンドメイド作家さんはラクマやメルカリを主な販売サイトとし、お値段もハンドメイド作品としてはお安めの方が多い印象です。
そんなハンドメイド界隈ですが、趣味の範囲ではなく仕事として是非ともやっていきたいと思うハンドメイド作家としての幸せがあります。
それはお客様の声が直接作家に届けられること。作家の想いがお客様に直接届くということ。
これらは生半可な仕事をしてはいけない強い責任を伴いますが、自分の努力がお客様に直接届くという大変素晴らしいことでもあります。
これは簡単なことではありませんが、お客様の声はその努力に見合うくらい作家を幸せにしてくれるのです。
自分がデザインから手掛けた作品を手に取ってもらえるだけでもとても嬉しいことですが、レビューをいただけた時は本当に嬉しくて、ハンドメイド作家になって良かったと強く思える瞬間なのです。
もしもあなたが購入したハンドメイド作家さんの作品を強く気に入り、これからも是非続けていただきたいと思った時は、どんなに拙い文章でも気持ちをお伝えすることをお勧めします。
ハンドメイド作品が売れない苦しさ
先ほども書いた通りハンドメイド作家さんが増え、ハンドメイド作品が売れづらくなっています。私は売れづらくなってから販売を開始した作家の為どれぐらい売れづらくなったか等は一切わかりませんが、minneで初めて作品が売れたのは販売開始から約3か月頃だったかと記憶しています。
私の場合、まだまだ新規のお客様が少なく売れない月の方が明らかに多いです。新作を出し続けても簡単には売れず、在庫はたまっていくばかりという現状です。
こんな状況に心が折れてしまう作家さんがいます。私も時々自分のセンスを疑い、このままやって行っても売れないんじゃないかと折れかけることがあります。
そんな時は少し長めの休息をとったり、販売しない完全趣味の作品を作ったりするのがいいかもしれません。
私も現在、完全趣味の二次創作作品を時々作成しています。
作ることの楽しさを忘れない様に、定期的にひたすら好きなだけの作品を作るのも作家にとって重要な息抜きの仕方だと思っています。
ハンドメイド作品が何故高いのか
テレビでハンドメイド作品に興味が湧き、ちょっと調べて驚いた方がいるかもしれません。
先述した様にラクマ等のフリマアプリで売られているハンドメイド作品に比べてminneやCreemaで販売されている作品はお高めです。逆にフリマアプリで同じ値段で売っていると高い、安くしろという方が現れることもあるのです。(なんなら相場と同じ値段でも言ってくる人はいるかもしれません。)
ではこの値段の差はなんなのか、既製品と違って高い理由は?
ハンドメイド作家さんなら皆さんおわかりかと思います。
値段の違いは主に人件費をしっかり入れているか。既製品との違いは一人の人が一つ一つに時間をかけて作っているから。
例えば私は切り絵レジン作品を作成しているハンドメイド作家です。切り絵の材料は紙なので材料費だけでいうなら一作品1000円も取れば高い方でしょう。私の作品は主に人件費が多くかかっているのです。
しかし、世の中に切り絵を使用したアクセサリーは既製品として販売されておりません。(レーザーカットなら存在するかもしれませんが、例外ということで。)これが切り絵レジン作家の強みで、既製品で同じようなものは絶対に売っていない、作家毎に絵柄や模様に違いが出る。(イラストと同じ)よりオリジナリティーの高い作品になるのです。
作家さんは時間をかけてオリジナリティーのある作品を作成します。これが生みの苦しみと言われるやつです……。
趣味として好きで作った作品を材料費にほんの少しプラスした金額でよかったら誰かに使ってもらおうと出品している方、お小遣い程度稼げればいいという方のお値段で慣れてしまっている方はこのお値段に納得出来ないのだと思います。
しかし、作家さんは誰かに気に入って使ってもらいたいという気持ちだけでなく。もっとたくさん作っていくためにこれだけのお金が必要だったりするのです。それは作家さんが暮らしていくためのお金だったり、家族の為のお金だったり。続けていくためにはこの金額でないとダメなんだ。どうかお客様にはそれをご理解いただき、払えないならそもそも買う選択肢にいれない。買うなら自分からは値切らないで頂きたいのが作家としての気持ちです。
お客様への感謝
ちょっと暗いお話になってしまいまして、申し訳ありません(^-^;
ハンドメイド作家として、ご購入いただきましたお客様への感謝の気持ちは尽きることがありません。いくらありがとうございましたといっても足りないくらいです。
この場を借りて、改めて。いつもお世話になっております。ここをご覧になっている方々、作品をご購入頂いた方々。そっと関わって頂いている全ての方々に感謝申し上げます。本当にいつもありがとうございます。
まだまだ未熟な駆け出しの作家ではありますが、これからもどうかよろしくお願い致します。
またたくさんの方達とご縁がありますように。
小さな小さな梱包例と共に、締めくくらせていただきます。
作品の袋に少しのおめかしをしまして、それから作品が壊れないように丁寧に梱包させていただいております。
E.C.&Life(イーシーアンドライフ)は、皆さんの幸せと健康をお祈りしております。
E.C.&Life(イーシーアンドライフ)作家のみぃでした。
切り絵レジンのハンドメイドアクセサリーショップ|E.C&Life
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